カトリック長崎大司教区平和推進委員会からのお知らせです。
ウクライナと全世界の平和を願うミサ
「今日もなおわたしたちの良心を締めつけ続ける、何百万もの人の苦しみに無関心でいてよい人はいません。傷の痛みに叫ぶ兄弟の声に耳を塞いでよい人はどこにもいません。対話することのできない文化による破滅を前に目を閉ざしてよい人はどこにもいません。(※)」
連日の報道、そしてインターネットに溢れるウクライナ危機の情報に心を痛めている人は少なくないと思います。そしてウクライナに限らず、世界各地で今も、武力や暴力により、多くの人々が苦しめられていることも忘れてはならないと思います。
「わたしたち人間はこれほどのものを人間に対して負わせうる存在であるという、痛みと恐怖(※)」の記憶を刻む街ナガサキのキリスト者として、また、キリストの平和を広く伝えるために「非暴力による平和構築」「差別や困難からの解放」をめざしながら、福音宣教に資することを目標に据えて活動している平和推進委員会として、今、この状況において何ができるか、委員たちで話し合いました。
その結果、来る3月27日(日)に以下のとおりミサをささげることにしましたので、ご案内いたします。
場所は、原爆の惨禍で焼かれ、頭部だけが残る「被爆マリア像」、そして世界初の無差別爆撃で破壊されたゲルニカから贈られた、こちらも頭部だけのマリア像のレプリカが安置されている、浦上教会の小聖堂です。
なお、ミサに参加できる人数は限られるため、オンライン配信も行います。
どうか、全世界の平和を願って、心を合わせてお祈りいただきたいと思います。
日時:2022年3月27日(日)15:00から
場所:カトリック浦上教会被爆マリア小聖堂+オンライン*にて
主催:カトリック長崎大司教区 福音化推進部 平和推進委員会
司式:福音化推進部及び平和推進委員会の担当司祭
(※)教皇フランシスコ、核兵器についてのメッセージ、長崎・爆心地公園、2019年11月24日( https://www.cbcj.catholic.jp/2019/11/24/19818/ )より
*配信URL https://youtu.be/b5QmHn1Np18
原爆や戦争で犠牲になられた方々の永遠の安息と地上の平和を祈りましょう。広島・世界平和記念聖堂で例年同時刻に行われている同名のミサにあわせて、広島の皆さんと心を一つにして祈ります。
―『2022年(被爆77年)教区平和推進委員会主催 平和旬間企画のご案内』から―
日時:2022年8月6日(土)08:00~
場所:カトリック浦上教会 被爆マリア小聖堂
司式:教区平和推進委員会 担当司祭
主催:カトリック長崎大司教区平和推進委員会
「元和(げんな)の大殉教」400周年記念祭のお知らせ ページへ
元和(げんな)の大殉教400周年記念祭 ~主の復活を告げるために~(教皇フランシスコ)
日時:2022年9月10日(土)
13:00~ 西坂公園 記念式典
その後、ロザリオを唱えながら巡礼
14:00~ 中町教会元和の大殉教400周年記念ミサ〔要 参加申し込み ※〕
※記念ミサはコロナ禍のため人数制限(80名)をいたします。
→■ 参加申し込み受付:2022年8月1日~10日(月~金 9:00~17:00)教区本部事務局(電話のみ 095-842-4450)
■ 他の皆様はライブ配信をご利用ください。配信については長崎教区ホームページなどを通してご案内いたします。
※中町教会には駐車できません。
主催:カトリック長崎大司教区
運営:カトリック南地区評議会