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11月1日 司教座聖堂(浦上教会)献堂記念ミサ

浦上教会 司教座聖堂献堂記念ミサ

 長崎教区司教座聖堂(浦上教会)の献堂記念日である11月1日(日)、記念するミサが18時30分から行われた。髙見三明大司教の主司式、中村倫明補佐司教と8人の司祭の共同司式により、集まった人々が共に祈りをささげた。

 大司教は説教の中で「教会は祈りの家」であることについてあらためて触れ、祝福され献堂された教会はすべて大切なものであること、特に司教座聖堂、カテドラルは教区の中心として大切なものであり、また司教を介して全世界の司教、ローマ司教である教皇とつながっていると語った。

 

 

浦上教会信徒会館 「原爆遺物展示室」リニューアルオープン

 この日、司教座聖堂献堂記念ミサに先立ち18時からは、浦上教会信徒会館に新たにオープンした「原爆遺物展示室」の祝福式も行われた。

 原爆投下から75年の今年、浦上教会は国内外の来館者が観覧しやすいよう、信徒会館ロビーの被爆遺品展示場を30年ぶりにリニューアル。オープニング式典は同教会の信徒たちが見守り、子どもたちが歌う聖歌が流れる中で始まり、関係者らによるテープカットをもって展示室を公開した。同教会の歴史や被爆前後の写真を紹介したパネル、被爆した聖体顕示台やカリス、チボリウム、旧浦上天主堂の正面入り口上部に設置されていたキリストの磔刑像、このほか信徒家庭から寄贈いただいた被爆遺物なども展示されている。表記や説明書きにはいずれも、日本語、英語、韓国語が付されている。

【開館時間】10時~16時(木曜日定休)、日曜・祝日は10時~15時。都合により閉館する場合あり。