日本二十六聖人を保護者とする大浦天主堂が日本で初めて、教皇庁典礼秘跡省により、今年4月26日付で「小バジリカ(Basilica Minor)」として認可された(『カトリック教報』2016年8月号1面参照)。この小バジリカの称号付与を祝い、長崎大司教区は、プティジャン司教叙階150周年の記念日にあたる10月21日(金)、19時から、日本二十六聖人の祝日の典礼でミサをささげた。ミサは髙見三明大司教が主司式を務め、駐日教皇庁大使ジョセフ・チェノットゥ大司教とパリ外国宣教会日本管区長アントワン・デ・モンジュロ神父も参加。司祭、修道者、信徒ら合わせて約200人が共に祈った。
写真・・・記念ミサ。
ミサの始め、大浦天主堂が小バジリカに認定されたことを記した公式文書をラテン語で読み上げる教皇大使。
説教する髙見大司教。
ミサに先立ち18時半から行われた、今年6月から7月にかけて髙見大司教を団長として実施された「プティジャン司教叙階150周年記念フランス・イタリア巡礼」の報告会。報告する長野宏樹氏(西町教会所属)。