9月24日(日)中町教会で聖トマス西と十五殉教者祭が行われた。2020年以降、新型コロナウイルスによる影響で長崎大司教区主催としての実施が見送られていたが、今年は教区主催、長崎南地区評議会担当で開催された。
14時から教会敷地にある同殉教者記念庭園で中村倫明大司教が記念碑に献花・献香をし、皆で祈りをささげ、その後聖堂内に移動して「聖トマス西と十五殉教者の玄義によるロザリオの祈り」を唱えた。15時からの殉教記念ミサは、中村大司教が主司式を、22人の司祭団が共同司式を務め、集まった約220人の信徒らとともに皆で祈りをささげた。
聖トマス西と十五殉教者は、1633~37年の間に西坂で殉教した。日本人9、スペイン人4、イタリア・フランス・フィリピン人各1人。1981年2月17日に聖ヨハネ・パウロ2世によりマニラで列福、1987年10月18日にバチカンで列聖された。記念日は9月28日。
写真は(1)記念碑への献花、(2)皆で祈りをささげる、(3)聖堂内でロザリオの祈り、(4)ミサが始まる、(5)説教をするイエズス会のデ・ルカ・レンゾ師、(6)続くミサの様子。