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4月26日更新 新型コロナウイルスへの対応 「主日のミサ参加」について

 4月26日付で髙見大司教より通達が出されましたので、お伝えいたします。

2021-04-26付「主日のミサ参加」について.pdf


2021年4月26日(月)

関係各位

カトリック長崎大司教区

大司教 髙見 三明

「主日のミサ参加」について

 気持ちも新たに令和3年度がスタートしました。コロナ禍の状況は、「まん延防止等重点措置」が各地で要請される中、感染者数が全国的に最高を日々更新し続け、ついに4月25日から東京、大阪、兵庫、京都に3度目の「緊急事態宣言」が出され、その深刻さを増しています。

 長崎県でも4月23日の1週間で162人の感染者が報告され、感染が大幅に拡大しています。そこで4月24日、中村法道知事は、新型コロナウイルス感染症対策について4月28日から5月11日まで飲食店や遊興施設を対象に営業時間の制限やお酒の提供時間制限の要請をお願いし、大型連休中の人の流れを抑えようとしています。また、25日から不要不急の外出自粛や県外との往来自粛、さらには家族以外との飲食を伴う会食を控えるよう要請されました。

 教区としても、主日のミサ参加に関して、感染防止の観点から次のように対応いたしますので、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。

 

(1)以下に挙げるような方々には 「主日のミサ参加の義務の免除」を5月30日(三位一体の主日)まで与えます。

・基礎疾患のため感染に不安を抱えておられる方々

・医療従事者など感染症対策に最大限の慎重さを求められておられる方々

・小教区でミサ参加の人数制限の対象になっている方々、など。

 

(2)コロナ感染者への差別が後を絶ちません。様々なご意見もありますが、キリスト者として、彼らの一日も早い回復と支援の輪が広がるよう祈り合いましょう。また、身近な方々に感染者の存在を知ったら、感染防止策を徹底して、協力ができる小さな奉仕や心づかいをお願いします。

 

(3)主日のミサに参加し、神様に感謝し、祈ることの大切さもつねに心に留めましょう。

・主キリストがわたしたちの救いのために死んで復活されたことを祝い感謝する日

・6日間の時間と恵みをいただいたことを感謝する日

・その日全体を神様にささげ、ほかの人のために役立つように過ごす日

・心身を休ませる日

以上