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3月30日 聖香油ミサ(司祭の日)

 受難の火曜日の3月30日、10時30分から浦上教会で聖香油ミサが行われた。髙見三明大司教の主司式、中村倫明司教と70人を超える司祭の共同司式のもと、集まった信者らが共に祈りをささげた。このミサは本来、聖木曜日の午前中に行われるが、長崎教区では司牧上の理由により毎年受難の火曜日に行っている。

 髙見大司教は初めに、聖香油ミサについて「司祭職のお恵みに感謝するときであるとともに、信仰生活に欠かすことのできない大切な油が祝福、聖別されるとき」だと述べ、参列者を祈りへと招いた。ミサの中では、病者のための油(紫の布がかけられた壺)と洗礼志願者のための油(赤)が祝福され、聖香油(白)が聖別された。

 また、この司祭の日にあたって、ミサの終わりには司祭叙階の節目(ダイヤモンド・金・銀祝)を迎えた司祭と、先日3月21日に叙階された3人の新司祭の紹介があり、お祝いの花束が贈られた。