コンテンツにスキップするには Enter キーを押してください

4月3日更新 【お知らせ】4月3日付 新型コロナウイルス感染に関する教区の対応

※4月3日付のお知らせを改訂・更新した内容はこちらでご確認ください。→ 【お知らせ】4月8日付 新型コロナウイルス感染に関する教区の対応

2020年4月3日

「新型コロナウイルス感染症に伴う教区の対応」について

カトリック長崎大司教区

大司教 髙見三明

 

 4月に入り長崎でも日々感染者が少数ながら増加していることが報告されるようになりました。そこで、教区本部事務局、並びに、各地区長の意見をお伺いした上で、今後の対応について以下のように決定いたしました。

 

Ⅰ.聖週間の典礼を含め、4月30日までの緊急な対応について

1.主日と週日の公開ミサ(共同体全体が参加する)の挙行を中止してください。

2.同期間中に限り、長崎教区のすべての信徒に「主日のミサ」に参加する義務を免除いたします。

3.聖週間の典礼について

 主任司祭は、聖週間中も、非公開ミサと典礼祭儀を行ってください。

 ただし、それぞれの教会の信徒は、典礼奉仕者(侍者)を除いて10名まで、修道院がある場合は各修道院から代表2名まで参加できるものとしてください。その際、聖堂に入る前の手指の洗浄・消毒および「3つの密」(密閉・密集・密接)を避けるよう最大限の注意を払ってください。

 また、ミサと祭儀の時間を全信徒に通達し、信者の皆さんの思いを大切に、霊的一致のうちに、心を込めて典礼祭儀を行ってください。

 参加できない信者は、感染防止のために求められた状況を神のみ旨として受け入れ、それぞれの住まいで、司祭と心を合わせて、「聖書と典礼」を用いて祈りと聖書朗読を行い、新型コロナウイルス感染の終息を願って、司教協議会認可の祈りとロザリオをささげてください。

 「復活徹夜祭」には、できれば『教会の祈り』の「読書」をしてください。

4.司祭は、神学校、修道院でもミサをささげることができますが、特に修道院では、参加者を少数に限定し、「3つの密」(密閉・密集・密接)に注意をしてミサを挙行してください。ミサに参加できない修道者は、信徒同様同時刻それぞれの聖堂で、司祭と心を合わせて、「聖書と典礼」を用いて祈りと聖書朗読を行い、新型コロナウイルスの感染の終息を願って、司教協議会認可の祈りとロザリオをささげてください。

 「復活徹夜祭」には、『教会の祈り』の「読書」をしてください。

5.聖香油ミサについて

 聖香油ミサは、司祭団のみで行います。

 信徒の皆さまの参加はご遠慮ください。

 新司祭や叙階25周年、50周年、60周年の記念を迎えられた司祭のお祝いは、後日、新型コロナウイルスの感染症への対応が落ち着いた頃、あらためて行います。

6.葬儀・結婚式について

 様々な感染経路の中に、葬儀参列による感染者が出ています。特に、手指を石けんで丁寧に洗浄あるいは消毒液により消毒すること、そして「3つの密」(密閉・密集・密接)を避けるよう最大限の注意を払って、式を行ってください。

 また、聖歌にも気をつけて、できるだけ唱えることをお勧めします。

 

Ⅱ.教区・地区行事の中止のお知らせ

 情勢を鑑みて、4月、5月までの教区・地区行事に関して、5月4日教区評議会総会、5月10日井持浦ルルド祭、5月17日雲仙殉教祭は中止することにいたします。

 それ以降の教区・地区行事については様子を見ながら決定いたします。

以上