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4月8日更新 【お知らせ】4月8日付 新型コロナウイルス感染に関する教区の対応

※今回のお知らせは 「4月3日付 新型コロナウイルス感染に関する教区の対応」 を改訂・更新した内容となっています。ご了承ください。

 

2020年4月8日

「新型コロナウイルス感染症に伴う教区の対応」(改訂版)について

カトリック長崎大司教区

大司教 髙見三明

 

 4月7日夕方、政府は7都府県に対する「緊急事態宣言」を発表いたしました。長崎県は、その対象地域に指定されてはいませんが、同7日、臨時顧問会を開き、各地区の教会での対応の報告を受け、共通理解のもとで、改めて厳守すべきことを再確認し、以下のような決定に至りました。皆様方には大変ご迷惑とご不便をおかけしますが、新型コロナウイルス感染拡大を食い止めるためにやむを得ない対応としてご理解をいただきたいと思います。

 このように辛く不自由な状況の中で、わたしたちはキリストのご受難とご死去を思い起こし、ご復活を祝います。この機会にそれぞれ自分の信仰を見つめ直し、復活されたキリストが、辛い思いをしているわたしたちだけでなく世界中の兄弟姉妹たちと共におられることを確信し、わたしたちの信仰をさらに深め、愛を豊かにしてくださるよう祈りましょう。

 

Ⅰ.聖週間の典礼を含め、4月30日までの緊急な対応について

1.主日と週日の公開ミサ(共同体全体が参加する)の挙行を中止してください。すなわち、司祭は会衆なしのミサをささげてください。

 聖週間の祭儀と主日のミサの時間をすべての信者に知らせ、彼らの思いを大切に霊的一致のうちに、心を込めて典礼祭儀を行ってください。

 信者の皆さんは、感染防止のために求められた状況を神のみ旨として受けとめ、それぞれの住まいで、司祭と心を合わせて、「聖書と典礼」を用いて祈りと聖書朗読を行い、ロザリオをささげ、また司教協議会認可の「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り」(カトリック中央協議会のページへ)を加えてください。そのほかに、たとえば愛のわざを行うようこころがけてください。

2.同期間中に限り、長崎教区のすべての信徒に「主日のミサ」に参加する義務を免除いたします。

3.聖週間の典礼について

 聖週間中、司祭は会衆なしでミサと典礼祭儀を行ってください。

 また、最寄りの小教区の司祭や地区の司祭団のみの共同司式ミサを「3つの密」(密閉・密集・密接)に注意をして挙行することもできます。

 「復活徹夜祭」には、できれば『教会の祈り』の「読書」をしてください。

4.司祭は、修道院・志願院・施設などに出向いてミサをささげることも中止してください。

 修道者・志願者・施設の方々も、それぞれの聖堂で、司祭と心を合わせて、「聖書と典礼」を用いて祈りと聖書朗読を行い、ロザリオをささげ、司教協議会認可の「新型コロナウイルスの感染に苦しむ世界のための祈り」(同上)を加えてください。

 「復活徹夜祭」には、『教会の祈り』の「読書」をしてください。

5.葬儀・結婚式について

 様々な感染経路の中に、葬儀参列による感染者が出ています。ミサや式を行うにあたっては、特に、手指を石けんで丁寧に洗浄あるいは消毒液により消毒すること、そして「3つの密」(密閉・密集・密接)を避けるよう最大限の注意を払ってください。

 また、聖歌にも気をつけて、できるだけ唱えることをお勧めします。

 

Ⅱ.教区・地区行事の中止のお知らせ

 情勢を鑑みて、4月、5月までの教区・地区行事に関して、5月4日教区評議会総会、5月10日井持浦ルルド祭、5月17日雲仙殉教祭は中止することにいたします。

 それ以降の教区・地区行事については様子を見ながら決定いたします。

以上