10月26日 福者セバスチャン木村司祭と204殉教者 レリーフ除幕式

(2025年11月21日編集済み)

 除幕式の様子を記録した映像が教区家庭委員会のYouTubeに掲載されましたので、お知らせいたします。→ 教区家庭委員会YouTube「ブロンズレリーフ除幕式」の映像へ ( ← 2025年10月31日に追記しました。

 10月26日(日)14時から西坂公園で「福者セバスチャン木村司祭と204殉教者」を記念するブロンズレリーフの除幕式が、カトリック長崎大司教区主催、イエズス会本部と日本二十六聖人記念館共催により行われた。司祭・修道者・信徒ら、また一般市民の方々を含む合計約100人が参加し、長崎市の公園敷地に建てられた新しいレリーフの除幕を祝った。

 この205人の福者は、1617年から1632年までの殉教者のうち、「元和の大殉教」(1622年9月10日)で殉教した人々を含む205人(殉教地は長崎、江戸、仙台など)。1867年に教皇ピオ9世によって列福され、記念日は9月10日となっている。かつての呼称は「日本205福者殉教者」だったが、2025年現在は「福者セバスチャン木村司祭と204殉教者」に変更となった。

 セバスチャン木村神父は、日本人で最初の司祭であり、イエズス会会員だった。セバスチャン木村神父をはじめとする福者殉教者たちを顕彰するため、またその列聖を願って、このほどレリーフを設置することとなった。

 写真は順に、除幕式の前に撮影した西坂公園の様子(左手にある白い布で覆われているのが新しいレリーフ)、中村倫明大司教によるはじめの祈り、講話で話すデ・ルカ・レンゾ神父(イエズス会、日本二十六聖人記念館館長)、子どもたちも参加しての除幕、中村大司教による潅水と献香、式後レリーフ前での主催・共催関係者(左はイエズス会日本管区長代理として出席いただいた川村信三神父)。

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