3月11日付で髙見大司教より通達が出されましたので、お伝えいたします。
2021年3月11日(木)
関係各位
カトリック長崎大司教区
大司教 髙見三明
「主日のミサ参加」について
東日本大震災から10年目を迎えました。本日、教区を上げて犠牲者の追悼と被災地の復興のための祈願ミサをおささげいたしました。皆様も折に触れてお祈りいただき、これからも被災地と共にある、という心がけを大切にしていただけたら幸いです。
さて、長崎県における新型コロナウイルス感染のステージは1になりました。しかし、県は感染防止対策の徹底を求めており、10人以上や長時間におよぶ会食はできるだけ避けるように、高齢者等との接触の際は感染防止に最大限の注意を払ってください、などと呼びかけています。
教区としても、主日のミサ参加に関して、感染防止の観点から次のように対応いたしますので、皆様方のご理解とご協力をよろしくお願いいたします。
(1)以下に挙げるような方々には 「主日のミサ参加の義務の免除」を4月25日(復活節第4主日)まで与えます。
・基礎疾患のため感染に不安を抱えておられる方々
・医療従事者など感染症対策に最大限の慎重さを求められておられる方々
・小教区でミサ参加の人数制限の対象になっている方々、など。
(2)主日のミサに参加し、神様に感謝し、祈ることの大切さをつねに心に留めましょう。
・主キリストがわたしたちの救いのために死んで復活されたことを祝い感謝する日
・6日間の時間と恵みをいただいたことを感謝する日
・その日全体を神様にささげ、ほかの人のために役立つように過ごす日
・心身を休ませる日
(3)受難(枝)の主日から復活の主日までの聖週間(3月28日~4月4日)はとくに意識して過ごすようにしましょう。たとえば、聖書を読んで黙想することをお勧めします。
・受難(枝)の主日:マルコ14・1~15・47
・聖香油のミサ(長崎教区では火曜日):ルカ4・16-21
・主の晩餐(聖木曜日):ヨハネ13・1-15
・主の受難(聖金曜日):ヨハネ18・1~19・42
・復活の聖なる徹夜祭:創世記1・1~2・2、出エジプト記14・15~15・1a、イザヤ55・1-11、ローマ6・3-11、マルコ16・1-7
・復活の主日(日中のミサ):ヨハネ20・1-9
以上