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3月27日更新 【お知らせ】3月27日付 新型コロナウイルス感染に関する教区の対応

新型コロナウイルス感染に関する教区の対応

 

 カトリック長崎大教区は3月26日(木)の臨時顧問会において、以下のように取り決めました。

1. 主日のミサ

 カトリック長崎大司教区では、4月以降の主日のミサは3月下旬同様、引き続いて行われます。

 ただし、体調の悪い方、高齢・幼児や児童で新型コロナウイルスへの不安がぬぐえない方々(その同伴者も含む)には、主日のミサに参加する義務を免除いたします。

 また、特定の地域によっては新型コロナウイルス感染の危険性が高まると判断される場合、主任司祭は主日(週日)のミサを中止することができます。

 なお、今後長崎全土での新型コロナウイルスの感染状況によっては、すべてのミサを中止にする可能性もあります。

 

2. 週日のミサ

 主任司祭は「ミサに参加する場合の心得」(2月29日付「新型コロナウイルス感染症に関する教区の対応」の「Ⅲ」参照)を良く守って、週日のミサを行ってください。信徒も少人数であれば参加が可能です。

 

3. 【受難の主日・聖香油ミサ・聖なる三日間の典礼】については、バチカン典礼秘跡省の指示を参考にして、以下のことに留意してください。

※4月5日(日)受難の主日(枝の主日)

・枝の行列に際しては、第三形式を用いてください。

※4月7日(火)聖香油ミサ

・10:30~ 浦上教会にて行います。

 ただし、参加者の皆様はくれぐれも新型コロナウイルス感染予防に十分な配慮の上、参加くださいますようお願いいたします。

※4月9日(木)聖木曜日 主の晩さんのミサ

・洗足式は省いてください。

・感染の危険性が高いと判断される場合は、ミサ後安置所に向かう聖体行列は中止し、ご聖体は聖櫃に安置することができます。

・聖櫃の前でのグループ別の祈りの有無は、主任司祭の判断に任せます。

※4月10日(金)聖金曜日

・十字架称賛の際、司祭がまず十字架を礼拝し、次いで信徒は自席で十字架の方を向いて一斉に一礼するようにしてください。

・盛式共同祈願に「新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のために」という意向を加えてください。その際、下記の日本カトリック典礼委員会作成の例文を参考にしてください。

 

新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のために

助 新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のために祈りましょう。

  神が苦しむ人々を支え、病への恐れと不安を取り除いてくださいますように。

 

しばらく沈黙の後、唱える。

 

司 希望のよりどころである神よ、

  病に苦しむ人に必要な治療を与え、

  医療に携わる人を感染から守り、

  亡くなった人を永遠のみ国に迎え入れてください。

  ともにいてくださるあなたに支えられ、

  不安と混乱に襲われた世界が希望を取り戻すことができますように。

  わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

 

※4月11日(土)復活徹夜祭

・「光の祭儀」では、火の祝福を省き、復活ローソクをともしてください。

 また、復活ローソクの行列も省き、復活ローソクを燭台に立てた後、復活賛歌を歌うか、唱えてください。

・洗礼の儀に関しては、洗礼式を行わない場合は「洗礼の約束の更新」のみを行ってください。洗礼式を行うか、別の機会を設けるかは、主任司祭の判断にゆだねます。

・ミサに参加できない方々は、復活主日のための『教会の祈り』の「読書」を唱えてください。または、「聖書と典礼」を用いて聖書を読み黙想してください。少なくとも、①出エジプト記14章・15節~15章1節a ②エゼキエルの預言36章16節~28節 ③ローマへの手紙6章3節~11節 ④マタイによる福音28章1節~10節の み言葉を読み味わい、黙想してください。

 

4. ゆるしの秘跡を行う際は、ボックス型より、換気の良い空間での携帯用の台を用いることをお勧めします。その際、告白の秘密が守れるよう、告白者の近くに他の告白者がいないように十分配慮してください。

 

5. 個人宅や病院での病者の塗油の執行にも注意を払ってください。換気や距離感に注意し、マスクや消毒液などを利用してください。感染のリスクがあり、緊急を要さない場合は延期してください。

 

6. ミサに参加する場合の心得や主日のミサに参加できない方々のための祈り方については、前回の諸注意(2020-03-19付 新型コロナウイルス感染症に関する教区の対応.pdf)を確認してください。

2020年3月27日  カトリック長崎大司教区