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6月22日 講演 『先駆者先祖の足跡を訪ねて』

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 6月22日(日)13時からカトリックセンターで、長崎市外海地区にある「次兵衛岩(じひょうえ いわ)」への巡礼をテーマにした講演 『先駆者先祖の足跡を訪ねて』が開かれ、約170人が参加した。講師は、黒崎教会信徒で、外海パスカの里史跡顕彰会会員の山﨑政行さん。次兵衛岩巡礼有志の会主催、長崎大司教区、聖アウグスチノ修道会他5団体の後援。

 「次兵衛岩」は、188福者の一人、トマス金鍔次兵衛神父(聖アウグスチノ修道会)が迫害時代、宣教活動のために潜伏したとされる地。1983年の洞窟発見以来、山﨑さんは400回にわたって巡礼し、4800人以上を案内してきた。講演の始めに髙見三明大司教と田上富久市長からあいさつがあり、山﨑さんへの感謝と励ましの言葉が送られた。続いて3部構成で上映会があり、188殉教者列福式(2008年)翌日の11月25日に行われたミサと巡礼の様子や、宗教にかかわりなく巡礼を希望した人々との心の触れ合いの様子など膨大な記録のうちの一部が映し出された。

 3時間にわたる講演を終え、参加者からは「感動、感激した」との声が多く寄せられた。