(2024年3月27日 編集済み)
3月26日(火)10時30分から浦上司教座聖堂で中村倫明大司教の主司式、髙見三明名誉大司教と80人余の司祭団の共同司式により聖香油ミサが行われた。ミサには子どもたちを含め多くの信徒らが参加し、共に祈りをささげた。
ミサの中では司祭の約束の更新、病者のための油と洗礼志願者のための油の祝福、聖香油の聖別があった。また、ミサの終わりには今年 司祭叙階60年(ダイヤモンド祝)と25年(銀祝)を迎えた司祭たちの祝賀式も行われ、温かい雰囲気でミサを終えた。
最後の写真は、節目を迎えた司祭たちと、お祝いの言葉を述べる長崎北地区長の川原神父。額入りの写真の人物は、25年前に司祭に叙階された故・松永正勝神父。
祭司職の制定が記念される聖木曜日の聖香油のミサは、この日に教役者と信者が司教と共に集まることが困難な場合には、復活祭に近い他の日を選ぶことができ(『ミサ典礼書』)、長崎教区では火曜日に行われている。祭司職が一つであること、いけにえが一つであること、神の民全体が一つであることを適切に表現するため、共同司式で行われ、そのミサの性格から多くの人々の参列が望まれている。