5月21日（日）13時から雲仙メモリアルホールで雲仙殉教祭が開催された。長崎大司教区主催、長崎北地区評議会担当によるこの殉教祭はここ数年、新型コロナウイルス感染症の影響で中止が続いていたが、2019年の実施以来、今回4年ぶりに行われた。
中村倫明大司教の主司式、約30人の司祭団の共同司式のもと行われたミサでは、各地から集まった多くの人々が、殉教者を思いながら共に祈りをささげた。
ミサに先立ち、東長崎小教区の子どもたちによる殉教劇の映像が映し出された。また、ミサ後は雲仙地獄の「キリシタン殉教記念碑」まで徒歩巡礼をした。
写真は、東長崎小教区が手掛けた映像を映し出す会場の様子、ミサの福音朗読、説教をする中村大司教、「キリシタン殉教記念碑」のところで十字架に花輪をささげて祈る大司教と参加者。