8月15日、聖母被昇天の祭日。佐世保では「聖母平和祈願祭」がアルカスSASEBOを会場に開催された。新型コロナの影響で4年ぶりの実施だった。今年のテーマは「平和を実現する人々は、幸いである、その人たちは神の子と呼ばれる。」(マタ5・9)。
ごミサの前、参加者全員で「平和のためのロザリオ」を唱え、また、一人ひとりが神へのゆるしと互いのゆるしを願って、ゆるしの秘跡の時間をもった。
中村倫明大司教はミサの説教の中で、ベトナム戦争時のある実話を紹介しながら、「ゆるし、ゆるされることを通してこそ真の平和が訪れる。聖母マリアを通して、主イエスがもたらした福音を伝えよう」と語った。また、大司教はミサの終わりに、佐世保地区の中から「平和を実現する働き手のため、司祭、修道者の召命を出してほしい」と熱心に願い、約400名ほどの参加者たちを祝福し、祈願祭を結んだ。
(佐世保地区)


