髙見三明大司教より9月10日付で通達が出されましたので、お知らせいたします。
2021年9月10日（金）
関係各位
カトリック長崎大司教区
大司教 髙見 三明
「主日の公開ミサ」について
コロナウイルス感染症の感染状況について、9月9日、国は長崎県を9月12日で「まん延防止等重点措置」の県から除外することを決定しました。これを受けて、中村法道知事は、佐世保市を除く、県下全域での県独自の緊急事態宣言を同12日で解除すると発表しました。しかし、佐世保市の感染段階は引き続きステージ５のままで、9月30日まで県独自の緊急事態宣言を延長することになりました。
長崎教区としては、長崎教区全域の地区長たちと連絡を取り、先週からの週日の公開ミサ再開に続いて、9月19日「年間第25主日」より、佐世保地区を除く教区内での主日の公開ミサを再開することにいたします。
但し、県独自の「緊急事態宣言」が発令中の佐世保地区は、9月いっぱい主日の公開ミサを引き続き中止して下さい。例外として、西海市の太田尾教会は、主日の公開ミサを19日から再開することができます。
なお、
◎日々、県内各地で新型コロナウイルス感染者が報告されています。司祭団は各地区で連携を図り、その対策に慎重に対処してください。その上で、わたしは今後も各小教区の主任司祭、地区の司祭団の判断を尊重しながら対応いたします。そこで、公開ミサの中止を決断した主任司祭は、地区長にその旨をお知らせください。
加えて、
◎以下の方々に「主日のミサ参加の義務の免除」を9月26日（年間第26主日）まで継続いたします。
・基礎疾患のため感染に不安を抱えておられる方々
・医療従事者など感染症対策に最大限の慎重さを求められておられる方々
・小教区でミサ参加の人数制限の対象になっている方々、など。
コロナ禍で亡くなられた方々、苦しむ人々、社会・地域・家族などの支えとなって奉仕しておられる方々のために、引き続きお祈りいたしましょう。
以上