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4月13日更新 聖職者による性虐待防止に対する決意表明

2020年4月13日

聖職者による性虐待防止に対する決意表明

 

 2002年以来、カトリック教会の聖職者・修道者による未成年者に対する性虐待の問題が世界中で明らかになり、日本の司教協議会も調査を実施してきました。2020年2月末日の時点で16件報告されています。フランシスコ教皇様は、この問題を大変重視し、2016年に「性虐待被害者のための祈りと償いの日」を設けるよう全世界の司教団に通達されました。日本では、四旬節・第二金曜日を当てることになり、2017年から実施してきました。さらに日本の司教団は、各教区の聖職者が性虐待防止に対する決意表明をすることを申し合わせました。長崎教区では、今年の「性虐待被害者のための祈りと償いの日」である3月13日に公表する予定でしたが、最終確認をするのに時間を要したため復活明けになりました。

 この機会を借りて、長崎大司教区の責任者として、聖職者による性虐待あるいは性暴力の被害者と関係者の方々に深くお詫びいたします。

 このような問題は、教会のさまざまな問題や課題を浮き彫りにするものですが、何よりも、このようなことを二度と起こさないよう再発防止に全力を尽くす覚悟です。皆様方のお祈りとご協力をお願いいたします。

カトリック長崎大司教 髙見 三明


2020-03-13聖職者による性虐待防止に対する決意表明(カトリック長崎大司教区).pdf