長崎教区の神父様 修道者 信徒の皆様
祈りのお願い
十主の平和がありますように
いつも教区のことを心にとめていただき、ありがとうございます。
今年もロザリオの月を迎え、本日は「ロザリオの聖母」の記念日です。
皆さま方は、この10月のみならず、常日頃からロザリオを手に、様々な思いを込めて祈りをなさっていることと存じます。
さて、皆さま方にお願いがあります。
この月のロザリオを「平和のために」お捧げいただけませんか。
特に、長引く侵略行為等のためにウクライナもロシアも大きな被害が拡大し続けています。また核兵器の使用さえ懸念されています。残念なことに、日本の上空にもミサイルが飛んでいる状況です。すでに、ごミサのご意向や共同祈願等でも祈り続けて頂いているとは思いますが、どうぞ、ロザリオの祈りの中でもウクライナとロシアのため、また核兵器が決して使用されることがないように、ミサイルが人々の生活を脅かすことがないように、お祈りください。
いくつもの団体が戦争や核使用の反対署名を行い、抗議声明や様々な行動をとっておられますが、幸いなことに、わたしたちには祈りの武器があります。平和が実現しますように、戦争が終結しますように、核兵器が使用されませんように、これからも祈ってまいりましょう。
そして、できれば、わたしたちの祈りの署名、花束として、ウクライナやロシアの関係者や関係機関に届けることができればと考えています。
それぞれの教区や小教区、グループで、霊的花束をお作りいただき、教区本部にお送りいただけませんか。それを何等かの形で関係者等にお渡しできるように努めます。
霊的花束は、色紙かカードサイズにて、11月6日までにお願いいたします。
決して核兵器が使用されないことを祈りつつ。
2022年10月7日 ロザリオの聖母の記念日にて
長 崎 大 司 教 区 大司教 ペトロ 中村倫明
長崎教区平和推進委員会 委員長 パウロ 鍋内正志