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6月10日記念ミサ

日本二十六聖人列聖150周年記念(6月10日 記念ミサ)


6月10日(日)14時からは長崎市本尾町にある浦上教会で、日本二十六聖人殉教者列聖150周年記念ミサが行われ、教区内外から約2000人が参加し、共に祈った。西坂から浦上までを1時間かけて歩いてミサに参加した青年たちのグループもあった。

駐日教皇大使、司教団、司祭団は合わせて100人近く。ミサの初めにジョゼフ・チェノットゥ駐日教皇大使の歓迎式を行い、共同司式の司教、フランシスコ会日本管区長とイエズス会日本管区長様方の紹介があった。 また、日本二十六聖人列聖150周年にあたり、教皇庁国務長官タルチシオ・ベルトーネ枢機卿のお名前で届いたベネディクト16世教皇からのメッセージが、駐日教皇大使によって原文の英語のまま代読された。

ミサの説教師を務めた髙見三明長崎大司教は、列聖150周年にあたって二十六聖人のことをあらためて思い起こし、キリストのために死ぬことを大きな恵み、喜びとした二十六聖人について語った。そして、神を信じない人、神に無関心な人が増えている現代において、キリストを証しすることが今の私たちに求められていると説き、二十六聖人のとりなしによって三位一体のまことの神を信じることができるよう祈りを呼び掛けた。

拝領後、続いて「日本カトリック長崎・西坂巡礼所」設立宣言が日本司教協議会会長・池長 潤 大司教によって行われた。

また、松井守男画伯から、キリストのご死去、ご復活、ご昇天の三部作絵画の贈呈があり、閉祭へと続いた。