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3月31日 聖香油ミサ

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 受難の火曜日の3月31日、浦上教会で髙見三明大司教主司式、90人余の司祭団の共同司式による聖香油ミサが行われた。髙見大司教は、「すべてはミサに始まり、ミサに終わる。ミサは私たちの生活の源泉であり頂点であると公会議は教えています」と話し、私たち一人一人に与えられた役割・務めを果たせるよう、必要な恵みを願う祈りを呼び掛けた。

 また、「病者のための油」(紫)と「洗礼志願者のための油」(赤)の祝福と、「聖香油」(白)の祝別があり、ミサの終わりには司祭叙階ダイヤモンド・金・銀祝の司祭と新司祭の紹介があり、皆で感謝と喜びを分かち合った。

 

【聖香油ミサについて】 本来は祭司職の制定が記念される聖木曜日に行われるミサ(『ローマ・ミサ典礼書の総則』から)だが、この日に教役者と信者が司教と共に集まることが困難な場合には復活祭に近い他の日を選ぶことができ(『ミサ典礼書』)、長崎教区では聖火曜日に行われている。祭司職が一つであること、いけにえが一つであること、神の民全体が一つであることを適切に表現するため、共同司式で行われ、そのミサの性格から多くの人々の参列が望まれている。(参照: カトリック長崎大司教区報2009年3月号)

 

写真は、祭壇を囲んだミサの様子と聖香油祝別の場面、司祭叙階の節目を迎えた神父様たちへの感謝の式。